システム化構想の段階で、ビジネスモデルを整理したり、分析したりするときに有効なフレームワークの一つでビジネスモデルキャンバスの説明として、適切なものはどれか。
ア |
企業がどのように、価値を創造し、顧客に届け、収益を生み出しているかを、顧客セグメント、価値提案、チャネル、顧客との関係、収益の流れ、リソース、主要活動、パートナ、コスト構造の九つのブロックを用い図示し、分析する。 |
イ |
企業が付加価値を生み出すための業務の流れを、購買物流、製造、出荷物流、販売、マーケティング、サービスという五つの主活動と、調達、技術開発など四つの支援活動に分類して分析する。 |
ウ |
企業の強み・弱み、外部環境の機会・脅威を分析し、内部要因と外部要因をそれぞれ軸にした表を作成することによって、事業機会や事業課題を発見する。 |
エ |
企業目標の達成を目指し、財務、顧客、内部ビジネスプロセス、学習と成長の四つの視点から戦略マップを作成して、四つの視点においてバランスのとれた事業計画を策定し新得管理をしていく。 |
答え ア
【解説】
ア |
企業がどのように、価値を創造し、顧客に届け、収益を生み出しているかを、顧客セグメント、価値提案、チャネル、顧客との関係、収益の流れ、リソース、主要活動、パートナ、コスト構造の九つのブロックを用い図示し、分析するのは、ビジネスモデルキャンバスです。(〇) |
イ |
企業が付加価値を生み出すための業務の流れを、購買物流、製造、出荷物流、販売、マーケティング、サービスという五つの主活動と、調達、技術開発など四つの支援活動に分類して分析するのは、バリューチェーン分析です。(×) |
ウ |
企業の強み・弱み、外部環境の機会・脅威を分析し、内部要因と外部要因をそれぞれ軸にした表を作成することによって、事業機会や事業課題を発見するのは、SWOT分析です。(×) |
エ |
企業目標の達成を目指し、財務、顧客、内部ビジネスプロセス、学習と成長の四つの視点から戦略マップを作成して、四つの視点においてバランスのとれた事業計画を策定し新得管理をしていくのは、バランススコアカード(balanced scorecard、BSC)です。(×) |
【キーワード】
・ビジネスモデルキャンバス
【キーワードの解説】
- ビジネスモデルキャンバス(Business Model Canvas、BMC)
ビジネスで重要な九つの要素を視覚的に分類し、ビジネスモデルの作成・把握をするためのフレームワークになり、既存事業の分析・改善点の把握や、新規事業の検討、また、クライアントの問題解決のサポートに使用します。
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