RFC 8110に基づいたものであり、公衆無線LANなどでパスフレーズなどの認証なしに、端末とアクセスポイントとの間の無線通信を暗号化するものはどれか。
ア |
Enhanced Open |
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イ |
FIDO2 |
ウ |
WebAuthn |
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エ |
WPA3 |
答え ア
【解説】
ア |
Enhanced Openは、公衆無線LANなどでパスフレーズなどの認証なしに、端末とアクセスポイントとの間の無線通信を暗号化するものです。(〇) |
イ |
FIDO2(Fast Identity Online 2)は、生体認証などの認証用デバイスと、サーバやクライアントとのやり取りを標準化した技術です。(×) |
ウ |
WebAuthnは、パスワードに依存しない認証を実現するためのFIDO2を構成する技術の1つです。(×) |
エ |
WPA3(Wi-Fi Protected Access 3)は、WPA2のセキュリティ拡張として提供される無線LANの認証プログラムで、OWEを利用しています。(×) |
【キーワード】
・RFC 8110
【キーワードの解説】
- RFC 8110
端末ごとに異なる暗号化を行う技術であるOpportunistic Wireless Encryption(OWE)について書かれたものです。
OWEは、Diffie-Hellman鍵交換を利用し、現在のオープン接続と同様のネットワークの選択のクリックだけの複雑な認証や事前のパスワード設定なしで、端末とアクセスポイント間毎で暗号化のための独自な鍵を自動生成し、無線データ通信を保護します。
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