IPv4ネットワークにおけるIPアドレス127.0.0.1に関する記述として、適切なものはどれか。
ア |
DHCPが使用できないときに自動生成されるIPアドレスとして使用される。 |
イ |
全ホストに対するブロードキャストアドレスとして使用される。 |
ウ |
単一のコンピュータ上で動作するプログラム同士が通信する際に使用される。 |
エ |
デフォルトゲートウェイのアドレスとして使用される。 |
答え ウ
【解説】
ア |
DHCPが使用できないときに自動生成されるIPアドレスとして使用されるIPアドレスは169.254.0.0〜169.254.255.255(リンクローカルアドレス)です。(×) |
イ |
全ホストに対するブロードキャストアドレスとして使用されるIPアドレスは255.255.255.255です。(×) |
ウ |
単一のコンピュータ上で動作するプログラム同士が通信する際に使用されるIPアドレスは127.0.0.1です。(〇) |
エ |
デフォルトゲートウェイのアドレスとして使用されるIPアドレスは192.168.0.1又は192.168.1.1です。(×) |
【キーワード】
・ローカルループバックアドレス
【キーワードの解説】
- ローカルループバックアドレス(local loopback address)
ネットワークカードなどのループバックインタフェースに割り当てられた自分自身を示すIPアドレスのことです。
ネットワーク上において自分自身を表す仮想的なアドレスであり、IPv4においては「127.0.0.1」、IPv6においては「::1」(0:0:0:0:0:0:0:1)が使われ、ホスト名としては通常「localhost」が用いられます。
もっと、「ローカルループバックアドレス」について調べてみよう。
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