2022年 秋期 応用情報技術者 午前 問12

コンテナ型仮想化の説明として、適切なものはどれか。

 ア  物理サーバと物理サーバの仮想環境とがOSを共有するので、物理サーバか物理サーバの仮想環境のどちらかにOSをもてばよい。
 イ  物理サーバにホストOSをもたず、物理サーバにインストールした仮想化ソフトウェアによって、個別のゲストOSをもった仮想サーバを動作させる。
 ウ  物理サーバのホストOSと仮想化ソフトウェアによって、プログラムの実行環境を仮想化するので仮想サーバに個別のゲストOSをもたない。
 エ  物理サーバのホストOSにインストールした仮想化ソフトウェアによって、個別のゲストOSをもった仮想サーバを動作させる。


答え ウ


解説
従来の仮想化では物理サーバ上でホストOSを動作させ上で動作する仮想化ソフトウェア上で個別のゲストOSを動作させて仮想サーバを構築していましたが、コンテナ型仮想化ではすべてのソフトウェア(アプリケーション)がホストOS上で動作し、個別のゲストOSを必要としません。


キーワード
・コンテナ型仮想化

キーワードの解説
  • コンテナ型仮想化
    コンテナ技術とは、1つのホストOS上に複数のコンテナと呼ばれる独立空間を形成して、そこでアプリケーションをそれぞれ構築することで、コンテナ型仮想化ではホストOS上でアプリケーションの実行環境をコンテナという単位で構築でき、従来の仮想化技術よりも少ないコンピューティングリソースで仮想環境を構築できる仮想化技術です。

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