2022年 秋期 応用情報技術者 午前 問19

LANに接続された3台のプリンターA〜Cがある。 印刷時間が分単位で4、6、3、2、5、3、4、3、1の9個の印刷データがこの順で存在する場合、プリンターCが印刷に要する時間は何分か。 ここで、プリンターは、複数台開いていれば、A、B、Cの順で割り当て、1台も空いていなければ、どれかが空くまで待ちになる。 また、初期状態では3台とも空いている。

 ア  7  イ  9  ウ  11  エ  12


答え ウ


解説
9個の印刷データに@〜Hの番号を付け問題の条件でプリンターA〜Cに割り当てると、下図のようになる。
 
したがって、プリンターCの印刷に要する時間は11分(ウ)である。


キーワード
・待ち行列

キーワードの解説
  • 待ち行列
    いわゆる「順番待ち」です。
    待ち行列は要求が行われる間隔、要求を処理するのに要する時間、処理する窓口の数によって特性が決まります。
    最も、多く出題されるのは、要求の間隔がポアソン分布(ランダム)、処理時間が正規分布(ランダム)、窓口が1個のM/M/1というモデルです。

もっと、「待ち行列<」について調べてみよう。

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