2022年 秋期 応用情報技術者 午前 問28

“商品”表に対して、次のSQLを実行して得られる仕入先コード数は幾つか。

[SQL文]
 SELECT DISTINCT 仕入先コード FROM 商品
  WHERE (販売単価 - 仕入単価) >
      (SELECT AVG(販売単価 - 仕入単価) FROM 商品)

 ア  1  イ  2  ウ  3  エ  4


答え ウ


解説
SQL文は各行の(販売単価 - 仕入単価)が(販売単価 - 仕入単価)の平均値よりも大きい仕入先コードを重複なく取り出す内容になります。
(販売単価 - 仕入単価)の平均値を求めると360になり、各行の(販売単価 - 仕入単価)がこれより大きい商品コード(仕入先コード)はD004(S1)、E005(S1)、H008(S4)、I009(S5)なので結果として得られる仕入先コードはS1、S4、S5の3個(ウ)になる。


キーワード
・SQL文

キーワードの解説
  • SQL文
    データベースにアクセスするための言語である。
    SQLを使用すると、データベースからの表の抽出の定義や、データベースのデータ操作など、データベースに関する処理を記述することができます。
    なお、SQLは公式には何かの略語ではないとなっていますが、SQLを開発したIBMでは“Structured Query Language”の略語となっています。
    また、読み方も、“シークェル”と読む人と“エス・キュー・エル”と読む人がいます。

もっと、「SQL文」について調べてみよう。

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