2022年 秋期 応用情報技術者 午前 問52

図は、実施する三つのアクティビティについて、プレシデンスダイアグラム法を用いて、依存関係及び必要な作業日数を示したものである。 全ての作業を完了するのに必要なに数は最少で何日か。

 ア  11  イ  12  ウ  13  エ  14


答え イ


解説
アクティビティAとアクティビティBは終了-開始関係でリードが2日なのでアクティビティAの完了2日前になるとアクティビティBが開始される。
アクティビティBとアクティビティCは開始-開始関係でラグ3日なのでアクティビティBの開始の3日後にアクティビティCが開始される。
これを図にすると
 
で全体の所要日数は12日(イ)になる。


キーワード
・プレシデンスダイアグラム

キーワードの解説
  • プレシデンスダイアグラム(precedence diagramming、PDM)
    プロジェクトなどの作業工程を表すネットワーク図の1つで、依存関係にある2つの工程間の順序を論理的に4つの関係で定義することで表記する方法です。
    4つの関係は以下のようになってます。
    • FS(finish-to-start)
      先行作業が終わると後続作業が始まる。
    • SS(start-to-start)
      先行作業が始まると後続作業も始まる。
    • SF(start-to-finish)
      先行作業が始まると後続作業が終わる。
    • FF(finish-to-finish)
      先行作業が終わると後続作業も終わる。

もっと、「プレシデンスダイアグラム」について調べてみよう。

戻る 一覧へ 次へ