DLP(Data Loss Prevention)の機能はどれか。
ア |
特定の重要情報が漏えいしたことを想定して、重要情報の機密性の高さに基づいた被害額を事前に算出する。 |
イ |
特定の重要情報を監視して、利用者によるコピー、送信などの挙動を検知し、ブロックする。 |
ウ |
特定の重要情報を利用者が誤って削除したときのために、バックアップデータを取得し、外部記憶媒体などに保管する。 |
エ |
特定の重要情報を利用者が削除したときに、重要情報が完全に削除されたことを示す消去証明書を発行する。 |
答え イ
【解説】
ア |
特定の重要情報が漏えいしたことを想定して、重要情報の機密性の高さに基づいた被害額を事前に算出するのは、JNSA NPO日本ネットワークセキュリティ協会が発表している「情報セキュリティインシデントに関する調査報告書」に記載があります。(×) |
イ |
特定の重要情報を監視して、利用者によるコピー、送信などの挙動を検知し、ブロックするのは、DLPです。(〇) |
ウ |
特定の重要情報を利用者が誤って削除したときのために、バックアップデータを取得し、外部記憶媒体などに保管するのは、通常のデータバックアップです。(×) |
エ |
特定の重要情報を利用者が削除したときに、重要情報が完全に削除されたことを示す消去証明書を発行するのは、データ適正消去実行証明書発行事業です。(×) |
【キーワード】
・DLP
【キーワードの解説】
- DLP(Data Loss/Leak Prevention、情報漏えい対策)
企業(組織)のITシステムから外部への機密情報漏洩を防ぐためのITツールの1つで、「企業内に存在する機密情報の特定」「機密情報が含まれるファイルの利用状況の監視」「機密情報の利用制限」などを行います。
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