ストレージ技術におけるシンプロビジョニングの説明として、適切なものはどれか。
ア |
同じデータを複数台のハードディスクに書き込み、冗長化する。 |
イ |
一つのハードディスクを、OSをインストールする領域とデータを保存する領域とに分割する。 |
ウ |
ファイパチャネルなどを用いてストレージをネットワーク化する。 |
エ |
利用者の要求に対して仮想ボリュームを提供し、物理ディスクは実際の使用量に応じて割り当てる。 |
答え エ
【解説】
ア |
同じデータを複数台のハードディスクに書き込み、冗長化するのは、ミラーリング(mirroring)です。(×) |
イ |
一つのハードディスクを、OSをインストールする領域とデータを保存する領域とに分割するのは、パーティション(partition)のです。(×) |
ウ |
ファイパチャネルなどを用いてストレージをネットワーク化するのは、SAN(Storage Area Network)のです。(×) |
エ |
利用者の要求に対して仮想ボリュームを提供し、物理ディスクは実際の使用量に応じて割り当てるのは、シンプロビジョニングのです。(〇) |
【キーワード】
・シンプロビジョニング
【キーワードの解説】
- シンプロビジョニング(thin provisioning)
ストレージリソースを仮想化して管理することにより、必要に応じてストレージを追加して対応できるようにすることです。
シンプロビジョニングでは、実際のストレージの容量に関係なく、仮想的に利用可能な容量を設定でき、仮想的なサイズを利用者に見せることが可能になり、データ増えてストレージの容量が不足してきたらストレージを追加し対応することが可能です。
もっと、「シンプロビジョニング」について調べてみよう。
戻る
一覧へ
次へ
|