ソフトウェアの保守性を定量評価する指標として、適切なものはどれか。
ア |
(運用期間中に発生した不具合の件数)÷(プログラムの規模) |
イ |
(適正規模の基準を満たすプログラムの数)÷(プログラムの総数) |
ウ |
(テスト実施済みの分岐の数)÷(プログラムの総分岐数) |
エ |
(プログラムの推定総エラー数) - (摘出エラー数) |
答え イ
【解説】
ア |
(運用期間中に発生した不具合の件数)÷(プログラムの規模)は、ソフトウェアの品質を評価する指標です。(×) |
イ |
(適正規模の基準を満たすプログラムの数)÷(プログラムの総数)は、ソフトウェアの保守性を評価する指標です。(〇) |
ウ |
(テスト実施済みの分岐の数)÷(プログラムの総分岐数)は、ソフトウェアのテストの進捗を評価する指標です。(×) |
エ |
(プログラムの推定総エラー数) - (摘出エラー数)は、ソフトウェアのテストの進捗を評価する指標です。(×) |
【キーワード】
・ソフトウェアの保守性
【キーワードの解説】
- ソフトウェアの保守性(maintainability)
修正のしやすさに関するソフトウェア製品の能力です。
修正には、是正若しくは向上、又は環境の変化、要求仕様の変更及び機能仕様の変更などがあり、これらに対しソフトウェアを適応させることになります。
保守性の高いソフトウェアを開発するためには、仕様書やテスト結果などの資料が整備されていることと、ソフトウェアにメモリ容量や性能面も拡張性も必要になります。
もっと、「ソフトウェアの保守性」について調べてみよう。
戻る
一覧へ
次へ
|