MPUがもつウェイト機能及びレディ機能の使い方として、適切なものはどれか。
ア |
MPUとDMAコントローラとのバス調停を行う。 |
イ |
アクセス速度の遅いメモリにMPUを同期させる。 |
ウ |
実行すべきタスクがないときに、MPUをウェイト状態とする。 |
エ |
入出力装置の処理完了をMPUに知らせる。 |
答え イ
【解説】
ア |
MPUとDMAコントローラとのバス調停を行うのは、バスアービタ(bus arbiter)です。(×) |
イ |
アクセス速度の遅いメモリにMPUを同期させるのは、ウェイト機能、レディ機能です。(〇) |
ウ |
実行すべきタスクがないときは、NOP(no operation、何もしない)命令を実行させます。(×) |
エ |
入出力装置の処理完了をMPUに知らせるには割込みを使用します。(×) |
【キーワード】
・ウェイト機能
・レディ機能
【キーワードの解説】
- ウェイト機能
アクセス時に挿入するダミーサイクルの数を設定することで、特定のデバイスに対するアクセス速度を遅くする機能です。
- レディ機能
外部デバイスがCPUに対してその実行中のアクセスサイクルを延長するように指示する信号線(レディ信号)を用いてCPUのアクセスを遅くする機能です。
もっと、「レディ機能」について調べてみよう。
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