2022年 秋期 プロジェクトマネージャ 午前 問10

COCOMOにはシステム開発の工数を見積もる式の一つとして次式がある。
 開発工数 = 3.0×(開発規模)1.12

この式を基に、開発規模と開発生産性(開発規模/開発工数)の関係を表したグラフはどれか。 ここで、開発工数は人月、開発規模の単位はキロ行とする。

 ア    イ  
 ウ    エ  


答え エ


解説
開発工数MMを求める式
 開発工数 = 3.0×(開発規模)1.12
から、開発規模と開発工数の関係を表すグラフは
 
になります。
したがって、開発規模と開発生産性の関係を表すグラフは
 
(エ)になります。


キーワード
・COCOMO

キーワードの解説
  • COCOMO(constructive cost model)
    ソフトウェア開発の工数(期間)を見積もる手法で、開発するソフトウェアの予想コード行数に開発担当者の能力や開発する内容の難易度などを補正係数として掛けて算出します。
    COCOMO法で見積りを行うためには、過去の開発実績から、開発するソフトウェアの規模(コード行数)や補正係数を求められるようにする必要があります。

もっと、「COCOMO」について調べてみよう。

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