2022年 秋期 プロジェクトマネージャ 午前 問17

ユースケース駆動開発の利点はどれか。

 ア  開発を反復するので、新しい要求やビジネス目標の変化に柔軟に対応しやすい。
 イ  開発を反復するので、リスクが高い部分に対して初期段階で対処しやすく、プロジェクト全体のリスクを減らすことができる。
 ウ  基本となるアーキテクチャをプロジェクトの初期に決定するので、コンポーネントを再利用しやすくなる。
 エ  ひとまとまりの要件を1単位として設計からテストまでを実施するので、要件ごとに開発状況が把握できる。


答え エ


解説

 ア  開発を反復するので、新しい要求やビジネス目標の変化に柔軟に対応しやすいのは、スパイラルモデルです。(×)
 イ  開発を反復するので、リスクが高い部分に対して初期段階で対処しやすく、プロジェクト全体のリスクを減らすことができるのは、インクリメントモデルです。(×)
 ウ  基本となるアーキテクチャをプロジェクトの初期に決定するので、コンポーネントを再利用しやすくなるのは、アーキテクチャ中心設計手法です。(×)
 エ  ひとまとまりの要件を1単位として設計からテストまでを実施するので、要件ごとに開発状況が把握できるのは、ユースケース駆動開発です。(〇)


キーワード
・ユースケース駆動開発

キーワードの解説
  • ユースケース駆動開発(UCDD)
    “ユーザーの要求からオブジェクトを定義する”ための定型的な手順を規定し、業務からシステムまでのトレーサビリティを維持すること、そして定義されたオブジェクトの再利用を促進することを目指した開発手法です。

もっと、「ユースケース駆動開発」について調べてみよう。

戻る 一覧へ 次へ