2022年 ITパスポート 午前 問4

ITの活用によって、個人の学習履歴を蓄積、解析し、学習者一人一人の学習進行度や理解度に応じて最適なコンテンツを提供することによって、学習の効率と効果を高める仕組みとして、適切なものはどれか。

 ア  アダプティブラーニング  イ  タレントマネジメント
 ウ  ディープラーニング  エ  ナレッジマネジメント


答え ア


解説

 ア  アダプティブラーニングは、ITの活用によって、個人の学習履歴を蓄積、解析し、学習者一人一人の学習進行度や理解度に応じて最適なコンテンツを提供することによって、学習の効率と効果を高める仕組みです。
 イ  タレントマネジメント(talent management)は、自社の従業員(タレント)に、自身の持っている能力やスキルを最大限に発揮してもらうことで、企業成長につなげていく仕組みです。
 ウ  ディープラーニング(deep learning)は、システムがデータの特徴を学習して事象の認識や分類を行う“機械学習”の手法です。
 エ  ナレッジマネジメント(knowledge management)は、組織の中にある過去の経験から得られた知識を整理・管理し、社員が共有することによって効率的にサービスを提供することです。


キーワード
・アダプティブラーニング

キーワードの解説
  • アダプティブラーニング(adaptive learning)
    個々の学習者の学習進捗や解答の正誤情報などを蓄積・分析することで、一人一人の理解度や弱点を発見し、それぞれに合った教材や次に学習すべき内容を自動抽出する仕組みです。
    アダプティブラーニングを利用することで学習効果を高め、個々の学習者の理解度の均一化が期待できます。

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