サイバーキルチェーンの説明として、適切なものはどれか。
ア |
情報システムへの攻撃段階を、偵察、攻撃、目的の実行などの複数のフェーズに分けてモデル化したもの |
イ |
ハブやスイッチなどの複数のネットワーク機器を数珠つなぎに接続していく接続方式 |
ウ |
ブロックと呼ばれるいくつかの取引記録をまとめた単位を、ひとつ前のブロック内容を示すハッシュ値を設定して、鎖のようにつなぐ分散管理台帳技術 |
エ |
本文中に他者への転送を促す文言が記述された迷惑な電子メールが、不特定多数を対象にネットワーク上で次々と転送されること |
答え ア
【解説】
ア |
情報システムへの攻撃段階を、偵察、攻撃、目的の実行などの複数のフェーズに分けてモデル化したものは、サイバーキルチェーンです。(〇) |
イ |
ハブやスイッチなどの複数のネットワーク機器を数珠つなぎに接続していく接続方式は、ディジーチェーン(daisy chain)です。(×) |
ウ |
ブロックと呼ばれるいくつかの取引記録をまとめた単位を、ひとつ前のブロック内容を示すハッシュ値を設定して、鎖のようにつなぐ分散管理台帳技術は、ブロックチェーン(block chain)です。(×) |
エ |
本文中に他者への転送を促す文言が記述された迷惑な電子メールが、不特定多数を対象にネットワーク上で次々と転送されることは、チェーンメール(chain mail)です。(×) |
【キーワード】
・サイバーキルチェーン
【キーワードの解説】
- サイバーキルチェーン(cyber kill chain)
キルチェーンとは、敵の攻撃の構造を破壊する、切断することで自軍を防御、先制処置する軍事用語で、サイバーキルチェーンの具体的な内容は、攻撃者が標的を決定し、実際に攻撃し目的を達成するまでの一連の行動を順に、「偵察」、「武器化」、「配送」、「攻撃」、「インストール」、「遠隔操作」、「目的の実行」の7フェーズに分類しています。
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