2022年 ITパスポート 午前 問92

IoTエリアネットワークの通信などに利用されるBLEは、Bluetooth 4.0で追加された仕様である。 BLEに関する記述のうち、適切なものはどれか。

 ア  Wi-Fiのアクセスポイントとも通信ができるようになった。
 イ  一般的なボタン電池で、半年から数年間の連続動作が可能なほどに低消費電力である。
 ウ  従来の規格であるBluetooth 3.0以前と互換性がある。
 エ  デバイスとの通信には、赤外線も使用できる。


答え イ


解説
BLEは近距離無線通信技術のBluetoothの拡張仕様の一つで、低消費電力で通信が可能で消費電力は従来のBluetooth通信(区別するためにBluetooth Classicと呼ぶこともあります)の30分の1になっていて、ボタン電池であっても年単位で使用が可能になっています。


キーワード
・BLE

キーワードの解説
  • BLE(Bluetooth Low Energy)
    無線通信技術のBluetooth規格の一部で、2009年に発表されたBluetooth4.0で追加され、名称の通り低電力消費・低コスト化に特化した規格になります。
    従来のBluetooth規格とは変更点が多く、互換性はありません。

もっと、「BLE」について調べてみよう。

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