関係データベースで管理している“従業員”表から、氏名の列だけを取り出す操作を何と呼ぶか。
答え イ
【解説】
ア |
結合(join)は、2つの関係データベースを結合して、新しい関係を作る演算です。(×) |
イ |
射影は、関係データベースの特定の属性の列を選び出し、新しい関係を作る演算です。(〇) |
ウ |
選択(selection)は、関係データベースの特定の行を選び出し、新しい関係を作る演算です。(×) |
エ |
和(union)は、属性の構造が同じ2つの関係データベースの論理和を行ない、新しい関係を作る演算です。(×) |
【キーワード】
・射影
【キーワードの解説】
- 射影(projection)
データベースでの射影とは、表(テーブル)を構成する属性について、特定の属性の列を選び出し、新しい関係を作る演算です。
例えば、成績テーブルとして「学籍番号」「国語の得点」「数学の得点」「計」があるとき、この中から「学籍番号」「計」を指定しその列だけからなる表を作成することです。
[実行前]
成績テーブル
学籍番号 |
国語の得点 |
数学の得点 |
合計 |
ABCD |
70 |
80 |
150 |
EFGH |
65 |
90 |
155 |
IJKL |
75 |
55 |
130 |
[実行後]
成績テーブル
学籍番号 |
合計 |
ABCD |
150 |
EFGH |
155 |
IJKL |
130 |
もっと、「射影」について調べてみよう。
戻る
一覧へ
次へ
|