2022年 春期 応用情報技術者 午前 問51

ある組織では、プロジェクトのスケジュールとコストの管理にアーンドバリューマネジメントを用いている。
期間10日間のプロジェクトの、5日間の終了時点の状況は表のとおりである。
この時点でのコスト効率が今後も続くとしたとき、完成時総コスト見積り(EAC)は何万円か。

管理項目 金額(万円)
完成時総予算(BAC) 100
プランドバリュー(PV) 50
アーンドバリュー 40
実コスト(AC) 60

 ア  110  イ  120  ウ  135  エ  150


答え エ


解説
プランドバリュー(PV)は計画値であり、アーンドバリュー(EV)はその時点での完了している作業の価値で、実コスト(AC)はその時点まででかかったコストである。
EVが40万円でBACが100万円なので、この時点から完了までにはこれまでにかかった費用の2.5倍の費用が掛かることになるので、完成時総コスト見積りは
 60万円×2.5 = 150万円
(エ)になる。


キーワード
・アーンドバリューマネジメント

キーワードの解説
  • アーンドバリューマネジメント(Earned Value Management、EVM)
    プロジェクトの進捗を定量的(金銭的)に評価するマネジメント管理の方法です。
    予定と現在の進捗状況を金額に換算(定量化)し、進捗状況を把握します。

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