事業継続計画(BCP)について監査を実施した結果、適切な状況と判断されるものはどれか。
ア |
従業員の緊急連絡先リストを作成し、最新版に更新している。 |
イ |
重要書類は複製せずに、1か所で集中保管している。 |
ウ |
全ての業務について、優先順位なしに同一水準のBCPを策定している。 |
エ |
平時にはBCPを従業員に非公開としている。 |
答え ア
【解説】
ア |
BCPにおいて、従業員の緊急連絡先リストを作成し、最新版に更新していることは適切です。(〇) |
イ |
BCPにおいて、火災による消失などを考慮して重要書類(データ)は複製を作成し2か所以上で保管する必要があります。(×) |
ウ |
BCPでは、業務の優先順位に従って計画を策定します。(×) |
エ |
BCPの内容は、あらかじめ(平時に)従業員に公開し、内容を徹底させる必要があります。(×)
自然災害では、BCPで重要な活動を担当している者が、活動できないことも多いです。 |
【キーワード】
・BCP
【キーワードの解説】
- BCP(Business Continuity Plan、事業継続計画)
災害や事故、システム障害などの発生により、限られた経営資源で最低限の事業活動を継続し、目標復旧時間以内に再開するために、事前に策定する計画です。
BCPを作成するときには自社の抱えているリスクを洗出し、各リスクの優先順位付けを行い、行動計画を決めていきます。
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