2022年 春期 システムアーキテクト 午前 問13

IT投資に対する評価指標の設定に際し、バランススコアカードの手法を用いてKPIを設定する場合に、内部ビジネスの視点に立ったKPIの例はどれか。

 ア  ITリテラシ向上のための研修会の受講率を100%とする。
 イ  売上営業利益率を前年比5%アップとする。
 ウ  顧客クレーム件数を1か月当たり20件以内とする。
 エ  注文受付から製品出荷までの日数を3日短縮とする。


答え エ


解説

 ア  ITリテラシ向上のための研修会の受講率を100%とするのは、学習の視点です。(×)
 イ  売上営業利益率を前年比5%アップとするのは、財務の視点です。(×)
 ウ  顧客クレーム件数を1か月あたり20件以内とするのは、顧客の視点です。(×)
 エ  注文受付から製品出荷までの日数を3日短縮とするのは、内部ビジネスプロセスの視点です。(〇)


キーワード
・バランススコアカード

キーワードの解説
  • バランススコアカード(balanced scorecard、BSC)
    財務の視点(過去)、顧客の視点(外部)、内部プロセスの視点(内部)、成長と学習の視点(将来)の4つの視点から組織のビジョンと戦略を策定する手法です。

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