サービス提供時間帯が毎日0〜24時のITサービスにおいて、ある年の4月1日0時から6月30日24時までのシステム停止状況は表のとおりであった。
システムバージョンアップ作業に伴う停止時間は、計画停止時間として顧客との間で合意されている。
このとき、4月1日から6月30日までのITサービスの可用性は何%か。
ここで、可用性(%)は小数第3位を四捨五入するものとする。
答え ウ
【解説】
4月1日から6月30日の日数は91日であり、1日24時間のサービス提供なので期待されるサービスの提供時間は、2184時間になる。
ここから、顧客との間で合意しているシステムバージョンアップ作業に伴う停止時間の84時間は可用性の計算対象外なので、ハードウェア故障によりシステム停止時間の10時間から可用性(稼働率)を求めると
(2184時間 - 84時間 - 10時間)÷(2184時間 - 84時間) = 0.995238… ≒ 99.52%
(ウ)である。