インダストリー4.0の重要な概念であるサイバーフィジカルシステム(CPS)の説明はどれか。
ア |
1台のサーバの中に複数の仮想マシンを作り、それぞれに別々の基本ソフトを入れて、あたかも複数台のサーバがあるかのように動作させるシステム |
イ |
サイバー攻撃に備えて、情報の漏洩・減失・棄損の防止など必要な措置を講じ、制御ネットワークに接続された機器を安全に維持管理するシステム |
ウ |
実世界と関係のない架空のスーリーを基に、コンピュータグラフィックスを用いて、コンピュータゲームを開発するためのシステム |
エ |
実世界にある多様なデータをセンサーなどで収集し、仮想空間でシミュレーション技術などを用いて解析し、得られた情報を基に実世界の問題解決を図るシステム |
答え エ
【解説】
ア |
1台のサーバの中に複数の仮想マシンを作り、それぞれに別々の基本ソフトを入れて、あたかも複数台のサーバがあるかのように動作させるシステムは仮想サーバです。(×) |
イ |
サイバー攻撃に備えて、情報の漏洩・減失・棄損の防止など必要な措置を講じ、制御ネットワークに接続された機器を安全に維持管理するシステムには、IDS(Intrusion Detection System、侵入検知システム)やIPS(Intrusion Prevention System、侵入防御システム)などがあります。(×) |
ウ |
実世界と関係のない架空のスーリーを基に、コンピュータグラフィックスを用いて、コンピュータゲームを開発するためのシステムは、3Dモデリングソフト(?)です。(×) |
エ |
実世界にある多様なデータをセンサーなどで収集し、仮想空間でシミュレーション技術などを用いて解析し、得られた情報を基に実世界の問題解決を図るのは、サイバーフィジカルシステムです。(〇) |
【キーワード】
・インダストリー4.0
【キーワードの解説】
- インダストリー4.0
「第4次産業革命」という意味で、ドイツにおいて政府や産業界が主導して推進する製造業の国家戦略プロジェクトで、製造業におけるコンピュータの活用に重点を置いており、AI(人工知能)やIoTといったIT技術を積極的に取り入れて、製造業を改革することを目指しています。
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