答え エ
【解説】
フェアユースであるかを判断するには以下の4つの観点で検討します。
- 利用の目的と性格
利用が営利性を有すると認められたならば、フェアユースの成立を否定的に、非営利であれば肯定的に見積もり、他の要素の判断を行います。
- 著作権のある著作物の性質
著作物の内容が事実を伝えた、単にある機能を果すだけの著作物であれば、その著作物の使用にフェアユースが認められる公算は高くなります。
- 著作物全体との関係における利用された部分の量及び重要性
著作物の使用量が少なく、また、使用箇所が著作物の核心的部分に触れていない場合、フェアユースが認められやすくなります。
- 著作物の潜在的利用又は価値に対する利用の及ぼす影響
複製物の使用が市場に悪影響を与える場合はフェアユースの成立が不利になります。