組立製造販売業A社では経営効率化の戦略として、部品在庫を極限まで削減するためにかんばん方式を導入することにした。
この戦略実現のために、A社が在庫管理システムとオンラインで連携させる情報システムとして最も適切なものはどれか。
なお、A社では在庫管理システムで部品在庫も管理している。
また、現在は他のどのシステムも在庫管理システムと連携していないものとする。
ア |
会計システム |
|
イ |
部品購買システム |
ウ |
顧客管理システム |
|
エ |
販売管理システム |
答え イ
【解説】
かんばん方式(JIT)では部品在庫を極限まで減らすため、部品の在庫の状況や部品の発注から納入までの時間(リード時間)を考慮してタイミングよく部品の発注を行う必要があるため、在庫管理システムと連携させる情報システムは部品購買システム(イ)になる。
【キーワード】
・ジャストインタイム
【キーワードの解説】
- ジャストインタイム(Just In Time、JIT)
トヨタ自動車のカンバン方式とも言われる『必要な物を、必要なときに、必要な量だけ生産する』ことです。
ジャストインタイムの目的は製造工程の中間生成物(仕掛在庫)の量を最小限にすることです。
製造に多くの工程を必要とする製品は注文を受けてから出荷までの期間を短くするために見込み生産を行うが、見込み生産の量が大きいと仕掛在庫量が増えキャッシュフローが悪化するため、最小限にすることを目指します。
もっと、「カンバン方式」について調べてみよう。
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