2023年 ITパスポート 午前 問41

図のアローダイアグラムに基づき作業を行った結果、作業Dが2日遅延し、作業Fが3日前倒して完了した。 作業全体の所要日数は予定と比べてどれくらい変化したか。

 ア  3日遅延  イ  1日前倒し
 ウ  2日前倒し  エ  3日前倒し


答え ウ


解説
問題のアローダイアグラムのSからGに至るパス毎の所要日数は
 
@A→C→F:11日
AB→E→G:9日
BB→D→F:9日
なので、全体の所要日数は最も長い@の11日になる。
作業Dが2日遅延し、作業Fが3日前倒して完了したときのSからGに至るパス毎の所要日数は
 
@A→C→F:8日
AB→E→G:8日
BB→D→F:9日
なので、全体の所要日数は最も長いBの9日になる。
したがって、2日前倒し(ウ)することができた。


キーワード
・アローダイアグラム

キーワードの解説
  • アローダイアグラム(arrow diagram)
    作業と日程の流れを矢印で結ぶことで作業の順序を明示的に表すことができ、日程管理に使われます。
    PERT図(Program Evaluation and Review Technique)ともいわれます。
    実線は実際の作業が発生する箇所で、点線部分は作業は発生しないが同期を行う必要があることを示します。
    新QC七つ道具の一つです。

もっと、「アローダイアグラム」について調べてみよう。

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