IoTシステムにおけるエッジコンピューティングに関する記述として、最も適切なものはどれか。
ア |
IoTデバイスの増加によるIoTサーバの負荷を軽減するために、IoTデバイスに近いところで可能な限りデータ処理を行う。 |
イ |
一定時間ごとに複数の取引をまとめたデータを作成し、そのデータに直前のデータのハッシュ値を埋め込むことによって、データを相互に関連付け、改ざんすることを困難にすることによって、データの信頼性を高める。 |
ウ |
ネットワークの先にあるデータセンター上に集約されたコンピュータ資源を、ネットワークを介して遠隔地から利用する。 |
エ |
明示的にプログラミングすることなく、入力されたデータからコンピュータが新たな知識やルールを獲得できるようにする。 |
答え ア
【解説】
ア |
IoTデバイスの増加によるIoTサーバの負荷を軽減するために、IoTデバイスに近いところで可能な限りデータ処理を行うのは、エッジコンピューティングです。(〇) |
イ |
一定時間ごとに複数の取引をまとめたデータを作成し、そのデータに直前のデータのハッシュ値を埋め込むことによって、データを相互に関連付け、改ざんすることを困難にすることによって、データの信頼性を高めるのは、ブロックチェーン(blockchain)です。(×) |
ウ |
ネットワークの先にあるデータセンター上に集約されたコンピュータ資源を、ネットワークを介して遠隔地から利用するのは、従来の方法です。(×) |
エ |
明示的にプログラミングすることなく、入力されたデータからコンピュータが新たな知識やルールを獲得できるようにするのは、機械学習です。(×) |
【キーワード】
・エッジコンピューティング
【キーワードの解説】
- エッジコンピューティング(edge computing)
利用者の近くにサーバを分散させて配置し、物理的な距離を短縮することで通信遅延を短縮する技術です。
ここで、使用されるサーバをエッジサーバと呼びますが、利用者の近傍に配置されるということ以外の特徴はありません。
もっと、「エッジコンピューティング」について調べてみよう。
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