HDDを破棄するときに、HDDから情報漏えい防止策として、適切なものだけを全て挙げたもはどれか。
| a | データ消去用ソフトウェアを利用し、ランダムなデータをHDDの全ての領域に複数回書き込む。 |
| b | ドリルやメディアシュレッダーなどを用いてHDDを物理的に破壊する。 |
| c | ファイルを消去した後に、HDDの論理フォーマットを行う。 |
| ア | a、b | イ | a、b、c | ウ | a、c | エ | b、c |
答え ア
【解説】
| a | データ消去用ソフトウェアを利用し、ランダムなデータをHDDの全ての領域に複数回書き込むのは、適切な方法です。(〇) |
| b | ドリルやメディアシュレッダーなどを用いてHDDを物理的に破壊するのは、適切な方法です。(〇) |
| c | ファイルを消去した後に、HDDの論理フォーマットを行うだけでは、消去したデータが復元できてしまうため不十分です。(×) |
【キーワード】
・HDD破棄時の注意点
- HDD破棄時の注意点
パソコンやサーバでファイルの消去を行ったり、論理フォーマットを行ってもファイルの管理情報が消えただけでファイルのデータ自体はHDDに残っているため、復元ツールを使用すると元に戻すことができます。 そのため、HDDを破棄する前には磁気データ消去装置を使用したり、HDDのディスク部分を物理的に破壊したり、データ消去ソフトを使うなどします。
HDDを破壊してデータを復元できないようにする業者もありますが、こういった業者からの情報漏えいするケースも過去にはあったので、信頼できる業者を利用します。
もっと、「HDD破棄方法」について調べてみよう。
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