IoT機器におけるソフトウェアの改ざん対策にも用いられ、OSやファームウェアなどの起動時に、それらのデジタル署名を検証し、正当であるとみなされた場合にだけそのソフトウェアを実行する技術はどれか。
ア |
GPU |
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イ |
RAID |
ウ |
セキュアブート |
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エ |
リブート |
答え ウ
【解説】
ア |
GPU(Graphics Processing Unit)は、画像処理用のチップですが、AI(ディープラーニング)で行われる膨大な行列演算でも利用されています。(×) |
イ |
RAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks)は、複数のハードディスクに分散してデータを書き込み、高速化や耐故障性を高める技術です。(×) |
ウ |
セキュアブートは、コンピュータ起動時に、デジタル署名されていないソフトウェアを実行しないようにする技術です。(〇) |
エ |
リブート(reboot)は、システム障害時などにシステムを再起動させることです。(×) |
【キーワード】
・セキュアブート
【キーワードの解説】
- セキュアブート(secure boot)
コンピュータ起動時に、デジタル署名されていないソフトウェアを実行しないようにする技術です。
オペレーティングシステム(OS)が起動するよりも前に動作する起動プログラム(ブートローダ)が改ざんされていることを検出して、各ソフトウェアが改ざんされていないかをチェックしながら実行することで、第三者により改造された(悪意のある)プログラムの動作を不可能にします。
もっと、「セキュアブート」について調べてみよう。
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