IoTエリアネットワークでも用いられ、電気を供給する電力線に高周波の通信用信号を乗せて伝送させることによって、電力線を伝送路としても使用する技術はどれか。
ア |
PLC |
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イ |
PoE |
ウ |
エネルギーハーべスティング |
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エ |
テザリング |
答え ア
【解説】
ア |
PLCは、電気を供給する電力線に高周波の通信用信号を乗せて伝送させることによって、電力線を伝送路としても使用する技術です。(〇) |
イ |
PoE(Power over Ethernet)は、Ethernet(有線LAN)の通信ケーブルを利用して電力を供給する技術です。(×)
無線LANのアクセスポイントへの電力供給で使われることが多いです。 |
ウ |
エネルギーハーべスティング(energy harvesting)は、周りの環境から光や熱(温度差)などの微小なエネルギーを集めて、電力に変換する技術です。(×) |
エ |
テザリング(tethering)は、携帯電話やスマートフォンなど単体で通信可能な端末を、PCや携帯ゲーム機などと接続してネットワークアダプタのように動作する機能です。(×) |
【キーワード】
・PLC
【キーワードの解説】
- PLC(Power Line Communications、電力線搬送通信)
電力線を通信回線として利用する技術のことです。
コンセントに通信用のアダプタ(PLCモデム)を設置して機器を接続することで、数Mbps〜数百Mbpsのデータ通信が可能となります。
ほとんどの建物には電気配線が張り巡らされているため、PLCを使うことにより新たにケーブルなどを敷設することなく通信網を構築できたり、電力会社の配電網を利用すればそのまま通信インフラとして利用することができます。
もっと、「PLC」について調べてみよう。
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