バイオメトリクス認証の例として、適切なものはどれか。
ア |
機械では判読が困難な文字列の画像をモニターに表示して人に判読させ、その文字列を入力させることによって認証する。 |
イ |
タッチパネルに表示されたソフトウェアキーボードから入力されたパスワード文字列によって認証する。 |
ウ |
タッチペンなどを用いて署名する際の筆跡や筆圧など、動作の特徴を読み取ることによって認証する。 |
エ |
秘密の質問として、本人しか知り得ない質問に答えさせることによって認証する。 |
答え ウ
【解説】
ア |
機械では判読が困難な文字列の画像をモニターに表示して人に判読させ、その文字列を入力させることによって認証するのは、CAPTCHA(Completely Automated Public Turing test to tell Computers and Humans Apart)です。(×) |
イ |
タッチパネルに表示されたソフトウェアキーボードから入力されたパスワード文字列によって認証するのは、従来のパスワード認証です。(×) |
ウ |
タッチペンなどを用いて署名する際の筆跡や筆圧など、動作の特徴を読み取ることによって認証するのは、バイオメトリクス認証です。(〇) |
エ |
秘密の質問として、本人しか知り得ない質問に答えさせることによって認証するのは、二段階認証です。(×) |
【キーワード】
・バイオメトリクス認証システム
【キーワードの解説】
- バイオメトリクス(生体)認証システム
利用者の身体的な特徴を利用して、本人確認をする方法です。
利用される身体的な特徴は、複製が難しく、年月での変化が少ないものが使われ、実用化されているものには指紋、網膜、虹彩、血管(静脈)、声紋、筆跡などがあります。
ただ、バイオメトリクスは毎回同じデータを取得できないため、本人であるのに認証ではじかれてしまうことがあり、これを本人拒否といいます。逆に他人を認証してしまうのを他人受入といいます。
もっと、「バイオメトリクス認証」について調べてみよう。
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