コンテナ型仮想化の環境であって、アプリケーションソフトウェアの構築、実行、管理を行うためのプラットフォームを提供するOSSはどれか。
ア |
Docker |
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イ |
KVM |
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ウ |
QEMU |
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エ |
Xen |
答え ア
【解説】
ア |
Dockerは、コンテナ仮想化を用いてアプリケーションを開発・配置・実行するためのオープンプラットフォームで、ライセンスはFree(OSS)/Paidです。(〇) |
イ |
KVM(Kernel-based Virtual Machine)は、Linuxマシン上で仮想マシンを作成できるソフトウェア機能で、ライセンスはGPLです。(×) |
ウ |
QEMUは、コンピュータの挙動をソフトウェア的に再現するエミュレータ型の仮想化ソフトで、ライセンスはGPLです。(×) |
エ |
Xenは、複数のオペレーティングシステム(OS)を並行して動作させられるようにする仮想化ソフトで、ライセンスはGPLです。(×) |
【キーワード】
・コンテナ型仮想化
・GPL
【キーワードの解説】
- コンテナ型仮想化
コンテナ技術とは、1つのホストOS上に複数のコンテナと呼ばれる独立空間を形成して、そこでアプリケーションをそれぞれ構築することで、コンテナ型仮想化ではホストOS上でアプリケーションの実行環境をコンテナという単位で構築でき、従来の仮想化技術よりも少ないコンピューティングリソースで仮想環境を構築できる仮想化技術です。
- GPL(The GNU General Public License)
プログラムの著作物の複製物を所持している者に対し、概ね以下のことを許諾するライセンスのことです。
- プログラムの実行
- プログラムの動作を調べ、それを改変すること
- 複製物の再頒布
- プログラムを改良し、リリースする権利
もっと、「コンテナ型仮想化」について調べてみよう。
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