ストレージのインタフェースとして用いられるFC(Fiber Channel)の特徴として、適切なものはどれか。
ア |
TCP/IPの上位層として作られた規格である。 |
イ |
接続形態は、スイッチを用いたn対n接続に限られる。 |
ウ |
伝送媒体は電気ケーブル又は光ケーブルを用いることができる。 |
エ |
物理層としてパラレルSCSIを用いることができる。 |
答え ウ
【解説】
ア |
ファイバチャネルはシリアルSCSIプロトコルを用いたネットワークです。(×)
(IP上でSANを構築するiSCSIもありますが、これはファイバチャネルとは呼びません。) |
イ |
1台のサーバに複数台のストレージの、1対nの接続構成も可能です。(×) |
ウ |
ファイバチャネルは電気ケーブルや光ファイバケーブルで構築可能です。(〇) |
エ |
ファイバチャネルはシリアルSCSIプロトコルを用いたネットワークです。(×) |
【キーワード】
・FC
・ストレージエリアネットワーク
【キーワードの解説】
- FC(Fiber Channel、ファイバチャネル)
コンピュータと周辺装置を接続するときのデータの転送技術の1つです。
高性能なコンピュータで外部記憶装置と接続するときに使われることが多く、ギガビット(109ビット)級のデータ転送が可能です。
- ストレージエリアネットワーク(Storage Area Network、SAN)
コンピュータと外部記憶装置を接続する専用の高速なネットワークのことです。
1つの記憶装置を複数台のサーバで共有するときに有効で、サーバとクライアント間のネットワークと分離できるメリットがあります。
もっと、「ファイバチャネル」について調べてみよう。
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