クラスDのIPアドレスを使用するのはどの場合か。
ア |
端末数が250台程度までの比較的小希望なネットワークのホストアドレスを割り振る。 |
イ |
端末数が65,000台程度の中規模なネットワークのホストアドレスを割り振る。 |
ウ |
プライベートアドレスを割り振り、ユニキャスト通信を行う。 |
エ |
マルチキャストアドレスを割り振り、ユニキャスト通信を行う。 |
答え エ
【解説】
ア |
端末数が250台程度までは、ホストアドレス長が8ビットのクラスCを使います。(×) |
イ |
端末数が65,000台程度までは、ホストアドレス長が16ビットのクラスBを使います。(×) |
ウ |
プライベートアドレスはクラスA(10.0.0.0/8)、クラスB(172.16.0.0/12)、クラスC(192.168.0.0/16)のそれぞれに割り当てられています。(×) |
エ |
マルチキャストではクラスDのアドレスを使います。(〇) |
【キーワード】
・アドレスクラス
【キーワードの解説】
- アドレスクラス(address class)
アドレスクラスと利用者のネットワークの規模に応じて、IPアドレスの割り振りを行うための考え方です。
規模により、クラスA〜クラスEがあります。
クラス |
第1オクテット |
第2オクテット |
第3オクテット |
第4オクテット |
A |
0 |
ネットワークアドレス |
ホストアドレス |
B |
1 |
0 |
ネットワークアドレス |
ホストアドレス |
C |
1 |
1 |
0 |
ネットワークアドレス |
ホストアドレス |
D |
1 |
1 |
1 |
0 |
マルチキャスト用 |
E |
1 |
1 |
1 |
1 |
研究用 |
クラスAの場合、第1オクテット(上位8ビット)が指定されたIPアドレスを取得し、第2〜第4オクテット(下位24ビット)はネットワーク管理者が管理することになります。
もっと、「アドレスクラス」について調べてみよう。
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