ディープフェイクを悪用した攻撃に該当するものはどれか。
ア |
AI技術によって加工したCEOの音声を使用して従業員に電話をかけ、指定した銀行口座に送金するように指示した。 |
イ |
企業のPCをランサムウェアに感染させ、暗号化したデータを復号するための鍵と引き換えに、指定した方法で暗号資産を送付するように指示した。 |
ウ |
企業の秘密情報を含むデータを不正に取得したと誤認させる電子メールを従業員に送付し、不正に取得したデータを公開しないことと引き換えに、指定した方法で暗号資産を送付するように指示した。 |
エ |
ディープウェブ似て入手した認証情報でCEOの電子メールアカウントに不正にログインして偽りの電子メールを従業員に送付し、指定した銀行口座に送金するように指示した。 |
答え ア
【解説】
ア |
AI技術によって加工したCEOの音声を使用して従業員に電話をかけ、指定した銀行口座に送金するように指示するのは、ディープフェイクです。(〇) |
イ |
企業のPCをランサムウェアに感染させ、暗号化したデータを復号するための鍵と引き換えに、指定した方法で暗号資産を送付するように指示するのは、刑法では恐喝になります。(×) |
ウ |
企業の秘密情報を含むデータを不正に取得したと誤認させる電子メールを従業員に送付し、不正に取得したデータを公開しないことと引き換えに、指定した方法で暗号資産を送付するように指示するのは、ソーシャルエンジニアリングです。(×) |
エ |
ディープウェブ似て入手した認証情報でCEOの電子メールアカウントに不正にログインして偽りの電子メールを従業員に送付し、指定した銀行口座に送金するように指示するのは、不正アクセス禁止法に該当します。(×) |
【キーワード】
・ディープフェイク
【キーワードの解説】
- ディープフェイク(deepfake)
詐欺など人を騙すことを目的に悪意を持って本物のようにAIと使って合成された偽画像、偽音声、偽映像です。
もっと、「ディープフェイク」について調べてみよう。
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