システムの要件を検討する際に用いるUXデザインの説明として、適切なものはどれか。
ア |
システム設計時に、システム稼働後の個人情報保護などのセキュリティ対策を組み込む設計思想のこと |
イ |
システムの個々のアプリケーションを利用者が享受するサービスと捉え、その組合せでシステムを構築する設計思想をのこと |
ウ |
システムを利用する際にシステムの機能が利用者にもたらす有効性、操作性などに加え、快適さ、安心感、楽しさなどの体験価値を重視する設計思想のこと |
エ |
接続仕様や仕組みが公開されている他社のアプリケーションを活用してシステムを構築することによって、システム開発の生産性を高める設計思想のこと |
答え ウ
【解説】
ア |
システム設計時に、システム稼働後の個人情報保護などのセキュリティ対策を組み込む設計思想は、プライバシバイデザイン(Privacy by Design、PbD)です。 |
イ |
システムの個々のアプリケーションを利用者が享受するサービスと捉え、その組合せでシステムを構築する設計思想は、サービス指向アーキテクチャ(Service Oriented Architecture、SOA)です。 |
ウ |
システムを利用する際にシステムの機能が利用者にもたらす有効性、操作性などに加え、快適さ、安心感、楽しさなどの体験価値を重視する設計思想は、UXデザインです。 |
エ |
接続仕様や仕組みが公開されている他社のアプリケーションを活用してシステムを構築することによって、システム開発の生産性を高める設計思想は、オープンAPIです。 |
【キーワード】
・UX
【キーワードの解説】
- UX(User Experience)
ユーザーが製品・サービスを通じて得られる体験のことで、この体験を改善することで、利用者にとって製品・サービスを向上させることを目的としています。
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