未来のある時点に目標を設定し、底と起点に現在を振り返り、目標実現のために現在すべきことを考える方法を表す用語として、最も適切なものはどれか。
ア |
PoC(Proof of Concept) |
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イ |
PoV(Proof of Value) |
ウ |
バックキャスティング |
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エ |
フォアキャスティング |
答え ウ
【解説】
ア |
PoC(Proof of Concept、概念実証)は、新しい概念やアイデアの実証を目的とした、開発の全段階における検証を表す用語です。(×) |
イ |
PoV(Proof of Value、価値実証)は、新たな製品やサービスを市場に導入する前に、顧客やユーザーにとって価値があるかどうかを判断する検証を表す用語です。(×) |
ウ |
バックキャスティングは、未来のある時点に目標を設定し、底と起点に現在を振り返り、目標実現のために現在すべきことを考える方法です。(〇) |
エ |
フォアキャスティング(forecasting)は、過去のデータや実績などを基に、現状で実現可能と考えられることを積み上げて、未来の目標に近づけようとする方法です。(×) |
【キーワード】
・バックキャスティング
【キーワードの解説】
- バックキャスティング(backcasting)
最初に目標とする未来像を描き、次にその未来像を実現するための道筋を未来から現在へさかのぼって記述するシナリオ作成手法(思考方法)で、現在から未来を探索するフォアキャスティングではシナリオ作成の難しい、劇的な変化が求められる課題に対して有効とされています。
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