2024年 ITパスポート 午前 問18

コーポレートガバナンスを強化して事例として、最も適切なものはどれか。

 ア  女性が活躍しやすくするために労務制度を拡充した。
 イ  迅速な事業展開のために、他社の事業を買収した。
 ウ  独立性の高い社外取締役の人数を増やした。
 エ  利益が得られ乃杭事業から撤退した。


答え ウ


解説
コーポレートガバナンスの強化は社内の不正防止のために行うので、外部からの目を増やす独立性の高い社外取締役の人数を増やす(ウ)は、有効な事例になります。
(2015年に発表された東京証券取引所が定めたコーポレートガバナンス・コードにより、上場企業は社外取締役を2人以上起用することが事実上義務化されています。)


キーワード
・コーポレートガバナンス

キーワードの解説
  • コーポレートガバナンス(corporate governance)
    企業経営において、経営上の意思決定が企業の価値創造にとって有効な判断となるように管理・統制する仕組みのことです。
    コーポレートガバナンスは、一部の経営者の独断や利害による経営の暴走や、組織全体での企業倫理の逸脱などを防ぐために重要です。
    特に会計不正事件(粉飾決算)などの経営者や組織ぐるみの不正防止からコーポレートガバナンスへの関心が高まっています。

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