A社では、1千万円を投資して営業支援システムを再構築することを検討している。
現状の営業支援システムの運用費が5百万円/年、再構築後の営業支援システムの運用費が4百万円/年、再構築による新たな利益の増加が2百万円/線であるとき、この投資の回収期間は何円か。
ここで、これら以外の効果、費用などは考慮しないものとし、計算結果は小数点以下第2位を四捨五入するものとする。
答え イ
【解説】
営業支援システムの再構築で運用費は
5百万円/年 - 4百万円/年 = 1百万円/年
の削減になり、利益も2百万円/年の増加なので、合わせて3百万円/円の効果があるので、投資額1千万円の回収にかかる期間は
1千万円÷3百万円/年 ≒ 3.3年
(イ)になる。
【キーワード】
・PBP
【キーワードの解説】
- PBP(Pay Back Period、回収期間法)
投資効果を評価する方法で、投資額が何年で回収されるかを算定し、その期間によって投資事案を評価します。
回収期間 = 投資額÷Σ(投資額に追いつくまでのキャッシュフロー)
もっと、「回収期間法」について調べてみよう。
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