実用新案に関する記述として、最も適切なものはどれか。
| ア | 今までにない製造方法は、実用新案の対象となる。 |
| イ | 事前法則を利用した技術的思想の捜索で高度なものだけが、実用新案の対象となる。 |
| ウ | 新規性の審査に合格したものだけが実用新案として登録される。 |
| エ | 複数の物品を組み合わせて考案した新たな製品は、実用新案の対象となる。 |
答え エ
【解説】
| ア | 今までにない製造方法は、特許の対象となります。(×) |
| イ | 事前法則を利用した技術的思想の捜索で高度なものだけが、特許の対象となります。(×) |
| ウ | 実用新案は無審査制度(登録前に方式的な審査はある)です。(×) |
| エ | 複数の物品を組み合わせて考案した新たな製品は、実用新案の対象となります。(〇) |
【キーワード】
・実用新案権
- 実用新案権
物品の形状、構造又は組み合わせに係る“考案”が保護の対象で、権利の対象となる考案の実施(生産、使用、販売など)を独占でき、特許庁が発行する「実用新案技術評価書」を提示すれば、権利侵害者に対して差し止めや損害賠償を請求できます。
無審査で、迅速・安価に登録が可能であり、権利期間は出願から10年になります。
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