GPSの電波を捕捉しにくいビルの谷間や狭い路地などれも位置を計測することができるように、特定の地域の上空に比較的長くとどまる軌道を取り、GPSと併用することによって、より高い測位精度を実現するものはどれか。
ア |
アシストGPS |
|
イ |
ジャイロセンサー |
ウ |
準天頂衛星 |
|
エ |
プローブカー |
答え ウ
【解説】
ア |
アシスト(補助)GPSは、GPSによる位置情報の取得において、最初の位置情報取得までの時間を短縮するために用いられるシステムです。(×) |
イ |
ジャイロセンサージャイロスコープ、gyroscope)は、角度や角速度を測ることができる計測機器(センサー)です。(×) |
ウ |
準天頂衛星は、特定地域向けの位置情報サービスを提供する衛星測位システムです。(〇) |
エ |
プローブカー(probe car)は、クルマの走行速度や位置などの情報を集めることで、渋滞状況などの交通情報を把握するシステムに対し情報を発信する車両のことです。(×) |
【キーワード】
・GNSS
【キーワードの解説】
- GNSS(Global Navigation Satellite System、全球測位衛星システム)
人工衛星から発射される信号を用いて位置測定・航法・時刻配信を行うシステムです。
代表的なシステムはGPSでこれはアメリカ合衆国によって運用される衛星測位システムの名称で、ヨーロッパではGalileo、中国では北斗、日本では準天頂衛星システム(みちびき)などが運用されています。
もっと、「GNSS」について調べてみよう。
戻る
一覧へ
次へ
|