ビッグデータ分析の前段階として、非構造化データを構造化データに加工する処理を記述している事例はどれか。
ア |
関係データベースに蓄積された大量の財務データから必要な条件に合致するデータを抽出し、利用者が扱いやすい表計算ソフトデータに加工する。 |
イ |
個人情報を含むビッグデータを更に利活用するために、特定の個人を識別することができないように匿名化加工する。 |
ウ |
住所データ項目の中になる、“ヶ”と“が”の混在や、丁番地の表記不一致を、標準化された表記へ統一するために加工する。 |
エ |
ソーシャルメディアの口コミを機械学習によって単語ごとに分解し、要約を作り、分析可能なデータに加工し、関係データベースに保管する。 |
答え エ
【解説】
ア |
関係データベースに蓄積された大量の財務データから必要な条件に合致するデータを抽出し、利用者が扱いやすい表計算ソフトデータに加工するのは、構造化データから構造化データへの加工です。(×) |
イ |
個人情報を含むビッグデータを更に利活用するために、特定の個人を識別することができないように匿名化加工するのは、構造化データから構造化データへの加工です。(×) |
ウ |
住所データ項目の中になる、“ヶ”と“が”の混在や、丁番地の表記不一致を、標準化された表記へ統一するために加工するのは、構造化データから構造化データへの加工です。(×) |
エ |
ソーシャルメディアの口コミを機械学習によって単語ごとに分解し、要約を作り、分析可能なデータに加工し、関係データベースに保管するのは、非構造化データから構造化データへの加工です。(〇) |
【キーワード】
・構造化データ
【キーワードの解説】
- 構造化データ
コンピュータ(ソフトウェア)と人間が同じように効率的にアクセスできるように標準化された形式になったデータです。
個々のデータに項目などの属性を付加することで、コンピュータや人間がデータの種別を容易に判別でき、効率的に処理することができるようになります。
もっと、「構造化データ」について調べてみよう。
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