システム監査基準(令和5年)が規定している監査調書の説明として、最も適切なものはどれか。
ア |
監査の結論に至った過程を明らかにし、調査の結論を支える合理的な根拠とするための記録 |
イ |
監査の目的に応じて適切な形式によって作成し、監査依頼者に提出する、監査の概要と監査の結論を記載した要約版の報告書 |
ウ |
システム監査対象ごとに、具体的な監査スケジュールを定めた詳細計画 |
エ |
システム監査の中長期における方針を明らかにすることを目的として作成する文書 |
答え ア
【解説】
ア |
監査の結論に至った過程を明らかにし、調査の結論を支える合理的な根拠とするための記録は、監査調書です。 |
(〇)
イ |
監査の目的に応じて適切な形式によって作成し、監査依頼者に提出する、監査の概要と監査の結論を記載した要約版の報告書は、要約監査報告書です。(×) |
ウ |
システム監査対象ごとに、具体的な監査スケジュールを定めた詳細計画は、個別監査計画書です。(×) |
エ |
システム監査の中長期における方針を明らかにすることを目的として作成する文書は、中長期計画です。(×) |
【キーワード】
・監査調書
【キーワードの解説】
- 監査調書
監査計画およびこれに基づき実施した監査の内容ならびに判断の仮定および結果の記録のことです。
これは、監査プロセス全体に渡って作成された書類で紙やデータとして記録されます。
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