今年度のA社の販売実績と費用(固定費、変動費)を表に示す。
来年度、固定費が5%増加し、販売単価が5%低下すると予測されるとき、今年度と同じ営業利益を確保するためには、最低何台を販売する必要があるか。
ア |
2,575 |
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イ |
2,750 |
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ウ |
2,778 |
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エ |
2,862 |
答え エ
【解説】
今年度の営業利益を計算すると、営業利益は“売上高 - 変動費 - 固定費”なので、
200千円×2,500台 - 100千円/台×2,500台 - 150,000千円
= 500,000千円 - 250,000千円 - 150,000千円 = 100,000千円
になる。
来年度は固定費が5%上昇するので157,500千円になり、販売単価が5%低下するので190千円になるので、販売台数をn 台としたときの営業利益の計算式は、
100,000千円 = 190千円×n 台 - 100千円/台×n 台 - 157,500千円
100,000千円 = 90n 千円 - 157,500千円
90n = 257,500千円
n = 2,861.111…
したがって、今年度と同じ営業利益を確保するには最低2,862台(エ)販売する必要がある。
【キーワード】
・固定費
・変動費
【キーワードの解説】
- 固定費
売上高や操業度の増減と関係なく一定に発生する費用のことです。
固定費には機械の減価償却費や正社員の人件費などがあります。
- 変動費
売上高や操業度によって比例的に増減する費用のことです。
変動費には材料費やパートの人件費などがあります。
もっと、「固定費」について調べてみよう。
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