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4台の磁気ディスクで構成されたRAID6のディスクアレイシステムがあり、パリティの計算方法は次のとおりである。
磁気ディスク2と磁気ディスク3が故障したとき、データブロックA1、A2を復元するのに必要なデータブロックの組合せとして、適切なものはどれか。
ここで、パリティの計算方法では“データブロックX”の内容を“X”で示し、 は排他論理和を示す。

[パリティの計算方法]
Av = D1 A2, Bv = A1 B2, Cv = B1 D2, Dv = C1 D2
Ap = A1 A2, Bp = B1 B2, Cp = C1 C2, Dp = D1 D2
| ア |
B1, Ap, Av |
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イ |
B1, Ap, Bv |
| ウ |
D1, Ap, Av |
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エ |
D1, Ap, Bv |
答え ウ
【解説】
磁気ディスク2と磁気ディスク3が故障しているので、磁気ディスク2と磁気ディスク3に含まれないデータブロックA1とA2を使った計算式は
Av = D1 A2
のみで、これからA2を復元し、その後
Ap = A1 A2
からA1を復元できるので、必要なデータブロックはD1, Ap, Av(ウ)である。
【キーワード】
・RAID
【キーワードの解説】
- RAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks、レイド)
複数のハードディスクを組み合わせて、高速アクセスや高信頼性を実現するための技術。
RAIDで構成されるハードディスクはユーザーからは、仮想的に1つに見える。
RAIDには0から6までの7つのレベル(方法)がある。
- RAID 0
複数のディスクにデータを分散させて格納して高速化を実現(ストライピング)
- RAID 1
複数のディスクに同じデータを格納して高信頼性を実現(ミラーリング)
- RAID 2
ビット単位での誤り訂正専用のディスクを用意して高信頼性を実現
- RAID 3
ビット単位でのパリティ専用のディスクを用意して高信頼性を実現
- RAID 4
ブロック単位でのパリティ専用のディスクを用意して高信頼性を実現
- RAID 5
ブロック単位でのパリティを分散して記録して高信頼性を実現
- RAID 6
ブロック単位でのパリティを分散して複数箇所に記録して高信頼性を実現
実際に利用されているのはRAID 0、RAID 1、RAID 5、RAID 6である。
もっと、「RAID」について調べてみよう。
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