2025年(令和7年) 春期 応用情報技術者 午前 問72

スマートファクトリーで使用されるAIを用いたマシンビジョンの目的として、適切なものはどれか。

 ア  クラウドに蓄積した入出荷データを用いてAIが需要予測を行い、生産数を最適化する。
 イ  作業者が装着したVRゴーグルにAIが作業状況に応じてガイドを表示することによって、作業効率を向上させる。
 ウ  設計変更内容をAIによって整理し、製造現場に正確に伝達する。
 エ  人間の目視検査をAIが代替し、検査効率を向上させる。


答え エ


解説

 ア  クラウドに蓄積した入出荷データを用いてAIが需要予測を行い、生産数を最適化するのは、製造業向け需要予測システムです。(×)
 イ  作業者が装着したVRゴーグルにAIが作業状況に応じてガイドを表示することによって、作業効率を向上させるのは、 AR技術とAIを組み合わせた作業支援システムです。(×)
 ウ  設計変更内容をAIによって整理し、製造現場に正確に伝達するのは、設計支援システムとAIを組み合わせた設計監理システムです。(×)
 エ  人間の目視検査をAIが代替し、検査効率を向上させるのは、マシンビジョンです。(〇)


キーワード
・スマートファクトリー
・マシンビジョン

キーワードの解説
  • スマートファクトリー(smart factory)
    ドイツ政府が提唱するインダストリー4.0を具現化した先進的な工場のことで、工場内のあらゆる機器をインターネットに接続して、様々な情報を「見える化」し、情報間の「因果関係の明確化」を実現することで、設備同士・設備と人が協調して動作することを実現します。
  • マシンビジョン(machine vision)
    機械が人間に代わって自動検査やプロセス制御などを行う産業用オートメーションシステムで、製品の表面の小さなキズなどのチェックを、検査員が目視で行う代わりに機械がカメラやセンサーなどを使って行うことで、業務の効率化や作業精度の向上などが期待できます。

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