2026年(令和8年) ITパスポート 午前 問11

プロサッカーチームのファンの集いで、人気のある選手が背広姿でサインをしている姿を撮影し、プリントしてフリーマーケットで販売した。 この行為によって侵害されるおそれがある選手が有する権利として、最も適切なものはどれか。

 ア  意匠権  イ  商標権  ウ  著作権  エ  パブリシティ権


答え エ


解説

 ア  意匠権は、新規性と創作性があり、美感を起こさせる外観を有する物品の形状・模様・色彩のデザインの創作についての権利で、権利期間は登録設定から20年です。(×)
 イ  商標権は、商品を購入する需要者が、その商品を誰が提供しているかを認識可能とするために使用される標識(文字、図形、記号、立体的形状など)である商標を使用する権利で、権利期間は設定日から10年間ですが、商標権者の更新登録の申請により更新することができます。(×)
 ウ  著作権は、著作物を作成した人が持つ権利で、著作者が作品の所有権を他人に譲渡した場合でも、その行為によって著作権が消滅したり、移転したりすることはありません。(×)
 エ  パブリシティ権は、芸能人やスポーツ選手など著名人の氏名や肖像が持つ「顧客吸引力(経済的価値)」を、本人が独占的に利用できる財産的な権利です。(〇)


キーワード
・パブリシティ権

キーワードの解説
  • パブリシティ権
    著名人の氏名や肖像が持つ「顧客吸引力(経済的価値)」を、本人が独占的に利用できる財産的な権利で、無断で商業利用された場合、差止請求や損害賠償を請求できます。
    肖像権とは異なり、主に経済的な利益を保護する点に特徴があります。

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