インターネットなどのネットワークを介して、自分自身の複製を電子メールに添付して勝手に送信したり、ネットワーク上のほかのコンピュータに自分自身コピーしたりして、自己増殖するプログラムはどれか。
ア |
クッキー |
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イ |
スパイウェア |
ウ |
トロイの木馬 |
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エ |
ワーム |
答え エ
【解説】
ア |
クッキー(cookie)は、Webサーバからの要求で、Webブラウザに一時的に情報を保存しておく仕組みです。
Webのセッション管理などで使用します。 |
イ |
スパイウェア(spyware)は、コンピュータの利用者の行動や個人情報などを収集し、特定の(スパイウェアの作成者の指定した)サーバに送信するプログラムです。 |
ウ |
トロイの木馬は、有益なプログラムだと正体を偽ってコンピュータへ侵入し、データ消去や外部流出、他のコンピュータの攻撃などの破壊活動を行なうプログラムです。 |
エ |
ワーム(worm)は、自己増殖を繰り返しながら破壊活動を行なうプログラムです。
他のプログラムに寄生することなく、活動する点が特徴です。 |
【キーワード】
・コンピュータウイルス
【キーワードの解説】
- コンピュータウイルス(computer virus)
コンピュータウイルスは、
- 自己伝染機能:自己の複製を他のシステムに感染を広げる機能
- 潜伏機能:特定の条件がそろうまで、活動を待機する機能
- 発病機能:データの破壊、システムを不安定にする、バックドアを作成するなどの機能
の、一つ以上の性質を持ったものを指します。
コンピュータウイルスの感染は、FDなどのメディアとメールの添付ファイル、インターネットからが多いです。
コンピュータウイルスを検出・駆除するためのソフトウェアをアンチウイルスソフトウェアといい、コンピュータウイルスの特徴(パターン)を記録したファイルと、コンピュータ内のファイルの照合(パターンマッチング)を行い検出します。
もっと、「コンピュータウイルス」について調べてみよう。
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