64kビット/秒程度の低速回線用の動画像の符号化に用いられる画像符号化方式はどれか。
ア |
MPEG-1 |
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イ |
MPEG-2 |
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ウ |
MPEG-4 |
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エ |
MPEG-7 |
答え ウ
【解説】
ア |
MPEG-1は、CD(Compact Disk)に1時間程度の動画を記録するために規格化されました。 |
イ |
MPEG-2は、ハイビジョンなど高精度映像が可能なように規格化されました。地上波デジタル放送、DVD-Videoなどで利用されています。 |
ウ |
MPEG-4は、低ビットレートでの使用にまで用途を拡大することを目標として規格化されました。携帯電話向けの地上波デジタル放送(1セグメント放送、ワンセグ)などで利用されています。 |
エ |
MPEG-7は、マルチメディア用メタデータ表記方法の国際標準化規格で、XMLをベースとしたメタデータ記述によるマルチメディアデータの高速な内容検索を目的としています。 |
【キーワード】
・MPEG
【キーワードの解説】
- MPEG(Moving Picture Experts Group)
ビデオとオーディオの符号化についての規格を行っているISO/IECのワーキンググループで、このグループが制定した規格をMPEGと言います。
いくつかの規格があり、MPEG-1がCDへの動画記録、MPEG-2がハイビジョン、MPEG-4が低ビットレート用、MPEG-7は動画データを検索するためのデータ表記法の規格です。
もっと、「MPEG」について調べてみよう。
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