コンピュータグラフィックスで図形を描画する際に、図形の境界近くの画素に変化する色彩の中間色を割り当てることで、境界に生じる階段状のギザギザを目立たなくする技術はどれか。
ア |
アンチエイリアシング |
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イ |
クリッピング |
ウ |
シェーディング |
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エ |
モーフィング |
答え ア
【解説】
ア |
アンチエイリアシングは、周囲の画素との平均値演算などを施すことで、斜め線や曲線のギザギザを目立たなくする技術です。(境界線をぼかして自然に見せる技術です。) |
イ |
クリッピング(clipping)は、画像表示領域にウィンドウを定義し、ウィンドウ内の見える部分だけを取り出す処理です。(表示のために必要なデータのみにするだけで表示が高速化できます。) |
ウ |
シェーディング(shading)は、光の角度と光源からの距離を考慮して色を変化させ、実写のような効果を得る処理です。(立体感がでます。) |
エ |
モーフィング(morphing)は、ある形状から別の形状へ徐々に変化していく様子を動画で表現するために、その中間を補うための画像を作成することです。(形状変化が滑らかになります。) |
【キーワード】
・アンチエイリアシング
【キーワードの解説】
- アンチエイリアシング(anti-aliasing)
コンピュータグラフィックス(Computer Graphics、CG)の技術の一つで、周辺の画素との平均化演算などを行い斜線や曲線の斜めの部分のギザギザ(ジャギー)を目立たなくします。
コンピュータグラフィックスで描く物体と背景の輪郭の色の変化を滑らかにすることでジャギーが目立たなくなり、見た目の違和感がなくなります。
もっと、「アンチエイリアシング」について調べてみよう。
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