システム開発における品質管理に関する記述のうち、適切なものはどれか。
ア |
幾つかのサブシステムに分割して開発するとき、サブシステム単位での品質が保証できれば、同時にシステム全体としての品質も保証できる。 |
イ |
応答時間やバッチ処理時間などの性能は品質管理の対象外であるのが、業務に与える影響が大きいので限界性能を計測しておく。 |
ウ |
システムへの要求機能の充足度だけでなく、ドキュメントなどすべての成果物を含めて品質管理の対象とする。 |
エ |
市販製品と自社開発プログラムを組み合わせてシステムを開発する場合、品質管理の対象は自社開発のプログラムだけとなる。 |
答え ウ
【解説】
ア |
サブシステムとしての品質が保証できる場合も、サブシステム間のインタフェースの不整合による問題が考えられるので、システム全体としての品質を確認する必要があります。 |
イ |
システムの応答時間やバッチ処理能力などの性能も品質管理の対象です。 |
ウ |
ドキュメントなどを含めたすべての成果物が品質管理の対象です。 |
エ |
市販製品と自社製品を組み合わせたシステムの場合、市販製品も品質管理の対象になります。 |
【キーワード】
・品質管理
【キーワードの解説】
- 品質管理(Quality Control、QC)
製品、サービスの品質を一定のものに安定させ、かつ向上させるための様々な管理のことです。
製造現場での品質検査のだけでなく、非生産部門での業務遂行の質を高める総合的な品質管理も行っていく必要があります。
もっと、「品質管理」について調べてみよう。
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